津山商工会議所の概要
津山市のあらまし
津山市は古くから美作地方の政治・経済・文化の中心地であり、出雲街道、吉井川水運などによる交通の拠点として栄えてきた。
市街の中心部は、慶長8年(1603)森忠政が18万6千5百石の領主として入国し、津山城とその城下町を築いたことに始まる。
今もなお、豪壮な城跡の石垣を取り囲み、なまこ壁、白壁、千本格子の街並みが一部残り、優れた神社仏閣建築も多く残っている。幕末には多数の洋学者を輩出し、近代日本の建設に貢献した文化的風土と相まって「西の小京都」と呼ばれている。
また、明治以降東西南北に鉄道が走るなど、岡山県北の中核都市として着実な歩みを続けてきたが、昭和50年、中国自動車道吹田~落合間の開通は、近畿圏との時間距離を2時間に短縮した。
さらに、58年の吹田~下関間全線開通、63年の瀬戸大橋開通、平成4年の米子自動車道の開通、さらには平成9年3月の岡山自動車道の開通により、津山は阪神圈と九州、山陰と県南・四国を結ぶ内陸部における一大交通拠点的性格を強め、一層の発展が期待されている。
津山商工会議所とは
津山市内の商工業の総合的な発展と社会一般の福祉の向上を図るため「商工会議所法」に基づき設立された地域総合経済団体です。
業種・業態・事業規模を問わず、様々な商工業者が津山商工会議所の会員になることができ、会員によって組織・運営されてます。
津山商工会議所のミッション
①政策提言〈一歩先んじた政策提言を展開〉
経済政策をはじめ、社会保障制度やエネルギー・環境政策など国の根幹をなす重要政策課題から中小企業に対する個別施策まで幅広いテーマについて、国・県・市に対し提言します。②中小企業の活力強化〈成長への挑戦を全力で後押し〉
経営課題の解決、創業・経営革新への挑戦、経済のグローバル化による国際化、検定事業実施による産業人材育成など幅広く支援します。③地域経済の活性化〈地域の力を再生させる取り組みを推進〉
中心市街地の活性化支援や地域資源を活用した産業振興、地域ブランド力の育成強化、観光振興、社会福祉の増進など地域経済の活性化を支援します。津山商工会議所の特徴
- 地域性:都市を中心とする一定の地域を基盤としています。
- 総合性:会員は特定の業種や産業に限定されず、あらゆる業種・業態の商工業者から構成されています。
- 公共性:公益法人として組織や活動などの面で強い公共性を持っています。
- 国際性:世界各国に商工会議所が組織されています。
津山商工会議所の現況
設立 | 昭和5年4月8日 |
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会員 | 約2,400事業所 |
役員 | 会頭 松田 欣也 (㈱マルイ 代表取締役社長) 副会頭 松岡 裕司 (津山信用金庫 理事長) 副会頭 末澤 由博 (末沢建設㈱ 代表取締役社長) 副会頭 河本 義登 (タカラ産業㈱ 代表取締役) 副会頭 柴田 和正 (㈱日本植生グループ本社 代表取締役) 専務理事 西山 公二 |
議員 | 100名 |
部会 | 流通部会 産業ものづくり部会 建設部会 サービス観光部会 諸業部会 都市環境エネルギー部会 医療福祉部会 |
委員会 | 総務運営委員会 地方創生委員会 デジタルシフト推進委員会 流通・サービス・観光委員会 事業承継・税制委員会 新事業・イノベーション委員会 教育・人材育成委員会 脱炭素社会(カーボンニュートラル)推進委員会 中心市街地活性化特別委員会 新会館建設推進委員会 |
女性会設立 | 昭和48年1月19日 |
青年部設立 | 昭和54年12月2日 |