津山圏域工業会の設立経緯
従来、津山圏域には3つの工業団体が存続しており、地場産業の振興、補助金活用の推進、会員企業の発展、地域の産業振興の推進等、それぞれ独自の事業目的をもって、時代の要請に応じて、圏域工業の活性化、工業全体のレベルアップに向けて、鋭意活動を行なってきました。
その活動の中、事業の重複、会員企業の重複、主催者がわかりにくい、あるいは社会情勢の変化により、会の存続意義が薄れてきたところもある等、工業団体再編の話が度々持ち上がってまいりました。
また、これまで個々の工業団体の意見は、圏域工業の一部の意見に過ぎないと声も聞かれるところであります。
今後、工業団体の再編により、種々の事業(情報収集・提供、工業技術・商品開発支援、地域活動協力、研修会・講演会、労務対策、人材育成等)について、総合的・統一的に実施できる事となり、また、津山圏域工業会の意見が圏域工業全体の総意とされ、発言力の高まりと共に、工業振興対策機関との連絡調整及び要望もより一層の効果が期待できるものと思量されます。
そして、津山圏域工業会が将来の産業支援センター構想についても産業界からの強力な支援団体となり、圏域工業全体の更なるレベルアップを図り、もって地域経済の活性化に寄与するものであります。
【 設立当時の説明文より≪平成12年(2000年)5月≫ 】
津山圏域工業会母体の3団体
津山地域地場産業振興会
(8組合、地場企業中心の組合で組合員数116社)
設立
昭和57年(1982年)
目的
津山地域の地場産業の振興を図り、地域経済社会の発展に資する。補助金活用の推進。
津山圏域企業協議会
(会員数32社)誘致企業を中心とする
設立
昭和45年(1970年)
目的
津山圏域内に工場を有する企業の相互理解と親睦を深め、協力して地域の産業振興を図る。
津山圏域工業振興会
(正会員数:91社)
地場企業及び誘致企業、特別会員16機関、(行政、金融機関、組合)
設立
昭和56年(1981年)
目的
会員相互の親睦・連携を密にして、津山圏域内事業所の発展を促進し、経済的地位の向上を図る。
津山圏域工業会基本コンセプト(考え方)
- (1) 製造業(もの造り)を鮮明にする。
- (2) まったく新しい組織でスタートする。
(既存の団体は発展的に解消) - (3) 津山圏域で総合的な工業団体。
- (4) 強力なリーダーシップを有する団体。
- (5) 広域交流の推進。
- (6) 形式的な参加でなく、経営改革に
取り組む意欲ある企業の参加を募る。
【 設立当時の説明文≪平成12年(2000年)5月≫ 】
津山圏域工業会の設立経緯
津山圏域工業会 年 表
時 期 | 動 き |
平成10年(1998年) 6月 | 津山地域地場産業振興会と津山圏域工業振興協会が合併。 名称:津山圏域工業振興協会。 |
平成11年(1999年) 5月 | 津山圏域企業協議会と津山圏域工業振興協会との再編の取組について 協議に入り、意見を重ね、「津山圏域工業会(仮称)」案が作成された。 |
平成11年(1999年) 6月~8月 | 各々の会において総会等で、再編承認決議がなされた。 |
平成11年(1999年) 8月 | 「津山圏域工業会(仮称)」設立準備委員会を設置。 |
平成11年(1999年)10月 | 「津山圏域工業会(仮称)」設立趣旨文・会則(案)決定。 |
平成11年(1999年)11月~12月 | 「津山圏域工業会(仮称)」会員募集開始。 |
平成12年(2000年) 3月 | 津山圏域企業協議会と津山圏域工業振興協会がそれぞれ解散総会を実施。 |
平成12年(2000年) 5月23日 | 津山圏域工業会設立総会開催。≪ 66社、2組合、7賛助会員 ≫ 初代会長に豆原 直行 氏【院庄林業株式会社・代表取締役】を選出。 事務局は津山市産業経済部経済振興課、津山商工会議所企業振興課。 |
平成24年(2012年) 5月11日 | 平成24年度津山圏域工業会総会開催。≪ 46社、1組合、4賛助会員 ≫ 2代目会長に 友末 誠夫 氏【共和機械株式会社・代表取締役会長】を選出。 事務局は津山市産業経済部(経済振興課)、津山商工会議所企業振興課。 |
平成24年(2012年)10月6日 | 津山圏域工業会合同コンパ『工コン』を津山商工会館 1F 大ホールで開催。 参加者数57名 〈男性27名(会員企業10社):女性30名(一般)〉 |
平成28年(2016年) 8月4日 | 平成28年度津山圏域工業会総会開催。≪ 36社、1組合、4賛助会員 ≫ つやま産業支援センター発足に伴う津山市事業再編により、津山圏域工業会事務局を津山商工会議所企業振興課へ単独移行となる。 |
平成30年(2018年) 8月24日 | 平成30年度津山圏域工業会総会開催。≪ 35社、1組合、4賛助会員 ≫ 3代目会長に 中村 政弘 氏【 オーエヌ工業株式会社・代表取締役社長 】 を選出。 総会研修会テーマ 「勝央工業団地の成り立ちについて ‘ 天の時、地の利、人の輪 ’」 来賓挨拶:勝央町議会 議 長:末菅 満江 氏 講 師:勝央町役場 副町長:古山 葉富 氏 一般社団法人 しょうおう志援協会 会長:本行 才泰 氏 津山商工会議所機構改革により、企業振興課から経営支援課へ名称変更。 |
令和元年(2019年) 7月23日 | 平成31年度津山圏域工業会総会開催。≪ 36社、1組合、4賛助会員 ≫ 総会研修会テーマ 「英田エンジニアリングの海外展開及び人材活用について」 講 師:(株)英田エンジニアリング 代表取締役:万殿 貴志 氏 『 中小企業の海外販路開拓に向けた伴走支援と支援事例の紹介 』 講 師: MOMONO TRADING(モモノトレーディング) 代表:東山 裕子 氏 |
令和元年(2019年) 8月29日 | 岡山県北3校就職担当教職員と当会役員との地元就職に関する懇談会を開催。 津山工業高等専門学校 学生主事 塩田 祐久 先生 キャリア教育委員長 寺元 貴幸 先生 美作大学 副学長 桐生 和幸 先生 就職支援室総括参与 神田 裕子 先生 津山工業高等学校 校長 豊福 尚男 先生 教諭・進路課長 山谷 総一 先生 |
令和2年(2020年) 2月20日 | 令和元年度(2019年度)時間外労働等改善助成金【団体推進コース】交付決定を受け、当会WEBサイト製作、並びに「デジタル式ビッカース硬さ試験機(FV-310e)」を 岡山県立 津山工業高等学校(実習室)へ設置。共同利用に使用。 |